臨床心理士です♬Ⅶ ~指差しについて~

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臨床心理士です♬Ⅶ ~指差しについて~

1歳半健診で「指差し」の確認があることが多いため、

「うちの子指差しできないけどどうしよう」「これは指差しと言えるの?」と不安になったり

「指差しの練習をしなくちゃ」と焦る気持ちになるかもしれません。

そもそも、指差しって何でしょう?

どうして指差しをするのでしょうか?

指差しはまだ上手にお話しできないあかちゃんが

『あっ!いいものみつけたよ!』

『あれ取ってほしいな!』

『見て見て!』

と自分の欲求や気持ちを伝えるコミュニケーションの手段の一つです。

なので、指差しはあかちゃんが他者を認識していたり、相手に自分の想いを伝えたいと感じている成長の証です。

そして、指さしにも

自分が発見したものを知らせる指差し自分の想いや要求を伝える指差し相手からの問いかけに応える指差しなど

成長に応じて様々な指差しがあります。

また、指差しでなくてもママの顔を見て声を出して訴えたり、手を伸ばして取ってほしいものをアピールしたりと

あかちゃんなりにコミュニケーションを取ろうとしてくれているかもしれません。

そして、

大人も子どもも忙しい現代では、指差しを見る機会がないということもあります。

絵本を見ながら「わんわんだね」と指差しをして見せたり、

お散歩中に見つけたものを大人が指差しで知らせてあげてもいいかもしれません。

また、バイバイやいただきますのポーズのように指差しも真似っこできるという力が育っていることも大切です。

ふれあい遊び手遊び親子体操など楽しく真似をする遊びをやってみることもいいと思います。

今どんなことを伝えようとしてくれているのかな?

こんな発見をしているんだな

とお子さんの様子を見ながら想像してみるのも楽しいかもしれません。

お子さまの様子を見て不安に思ったり、誰かと一緒に考えたいと思う時には

ぜひ心理面談へお越しください。

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STAFFブログ | 2023.06.12

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