便秘について

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外来・発達相談

便秘について

便秘で悩んでいる赤ちゃん達多いです。

 

2,3日でないのが当たり前、それ以上に出ないこともしばしば。

 

そうなってしまうと、どんどん直腸、S字結腸が拡張してしまって、腸管の運動機能が落ちて、便秘が便秘を呼ぶようになってしまいます。

 

便秘治療の基本は、毎日出すこと。

 

毎日、直腸、S字結腸をからっぽにすることで、腸管機能が改善し、治っていきます。

 

なんなら、毎日浣腸してでも出すのが良いでしょう。

 

薬剤に頼らずに治すためにはどうしたらよいでしょうか。

 

授乳のみで過ごす5か月までぐらいは、とにかく授乳量を増やすか、母乳であれば、多少糖質や脂肪をお母さんが食事から摂ることで、ある程度改善が見込めます。

乳腺炎になりやすいお母さんは助産師さんと相談しながらやってください。

助産師カフェ開催時には、助産師さんが院内にいますので、診察のついでにご相談いただけます。

あまりに詰まりやすい場合は、伝統的な赤ちゃんの便秘薬として、麦芽糖の薬があり、そちらを飲んでもらうことで改善する可能性があります。

 

離乳食が始まった段階で便秘になる赤ちゃんには、水溶性食物繊維が多いものを食べてもらうことで、改善が見込めます。

 

離乳食が後期になると、授乳量の減少から、便秘になる赤ちゃんが増えます。

しかし、後期に入ると様々な食材が扱えるため、工夫のしどころがたくさんあります。

 

詳しくは院長、または管理栄養士にご相談ください。

離乳食教室へのご参加、個別離乳食指導、個別栄養指導もおこなっております。

外来・発達相談 | 2020.11.18

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