グレーゾーンってなんだろう?
パッソクリニックでは、発達についても、多種多様なご相談を受けつけています。
最近では、発達障害 や グレーゾーン という言葉をよく耳にするようになりましたが、
一体どういう子のことを指すのでしょうか?
いわゆる健常児と言われるお子様と発達障害と診断がついたお子様の間には、
明確な区切りや違いがあるわけではありません。
しかし、年齢が低いために「様子を見ましょう」とか「成長すれば変わるかもしれません」
「考えすぎでは?」など、経過観察を指導されることも少なくありません。
発達障害では「ない」けど、その場合、ただ、月日が過ぎ、成長を待つしかないのか...
それでは、対象児・お母さん・家族の漠然とした不安は無くなる事がありません。
しかし、今の社会ではまだまだ特別な「相談」や「支援」には手が届きにくいのが現状です。
PASSOクリニックでは、そういった「発達障害」と確定されたわけでは無い、
でも、普通よりちょっと「発達が偏っていると感じる」「発達が遅れていると感じる」方を対象に、
医師の診察、診断、臨床心理士による問診、各専門職による検査・指導・訓練等を個々に応じて行っております。
「早期発見と早期療育の重要性」すべては「子ども本人の将来のため」に...
早期からきちんとした治療的教育(=「早期療育」)を行えば、
適応障がいのない状態で成長することが可能だからです。
そのためには、「早期発見」が重要となってきます。
もし、お子さまの事で、少しでも困っていることがあるなら...
少しでもそういった子供たちと、家族の手助けをしたい。そういう想いから、
医師、臨床心理士、言語聴覚士、作業療法士というメンバーをそろえたクリニックになりました。
クリニックでは、まず医師の診察→臨床心理士による問診→問診のフィードバック→各専門職の問診・必要に応じて検査・指導・訓練
と、段階を踏んでから、診療を進めさせて頂いております。
時には、ご両親に心理面談に入っていただく事もございます。
子供達の状況を「各専門職の視点から、しっかりと診る=多方面より総合的に判断する」これがとても重要になります。
最初の問診で、「うちの子は発達障害でしょうか?」と聞かれることがあります。
初対面で「発達障害」という診断がつく事は、まずありません。
たった一度の診察では判断せず、総合的な子どもの状況を知るために、繰り返し経過を観察する必要のある場合があります。
この場合、診断までには数カ月以上かかることもあります。
総合的に判断するためにも、「言語聴覚士」「作業療法士」「臨床心理士」の診療を、往復して受けて頂く場合もございます。
例えば、「しゃべらない」というご相談のお子様に「作業療法士」の訓練を受けて頂く場合もございます。
様々な専門職の視点から経過観察することで、たくさんの事が見えてくることがあります。
それは、お子さまの今後の成長の過程でとても重要なキーポイントになってくる場合もあるのです。
自分の子どもを見ていて、何らかの「?」という気持ち、何となく不安という気持ちがあれば、
迷わずパッソクリニックにお越しください。ぜひ、お話し聞かせてくださいね!
「こんな事、聞いていいのかな?」にまじめにお応えいたします!
ご予約は、WEB予約→PASSO赤ちゃん外来・発達外来 もしくはお電話よりお願い致します。
外来・発達相談 | 2020.11.28