臍ヘルニア(でべそ)について
こんにちは。院長です。
最近多い「臍ヘルニア」とは?!
...いわゆる「でべそ」ですね。
元々の臍の高さがあるタイプの方、腸がヘルニア孔から頭を出していて、いきむと出てくるタイプの方がいます。
どちらも"でべそ"と表現しますが、特に後者のいきむと出てくるタイプは注意が必要です。
臍ヘルニアは、特にNICU卒業生の早産児に多いので、新生児科医は携わることが多いのですが、
正期産のお子さんは意外と経過観察(放置)されているケースも多いようで、びっくりします。
ヘルニアを放置した場合、皮膚が伸びてしまい、将来的な臍の形が悪くなってしまうため、形成手術が必要になるケースもあるぐらいです。
テープの固定方法などの工夫テクニックはもちろんですが、基本的に皮膚が伸びる前に処置を始めることがなにより大事です。
大概が生後1か月前後で臍が出ていることが多いため、2か月のころには皮膚が伸びてしまっていることが多いように感じています。
ぴょこんとかわいらしい"でべそ"のうちに治療を開始することをおすすめいたします。
PASSOクリニックは、1か月のお子さんでも安心してかかっていただくことができますし、
これ、大丈夫かな?という小さな疑問も大歓迎!
体重測定、助産師相談のついでにでも、お気軽にお聞きください。
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外来・発達相談 | 2021.12.20