★お肌のトラブル 水いぼについて
水遊びの時期ですね🎵
水いぼ(伝染性軟属腫)が気になる時期です・・・。
水いぼとは?
伝染性軟属腫ウイルスによって人から人へうつる、7歳以下の子どもに多い皮膚の感染症です。
皮膚が薄くてバリア機能の未熟な乳幼児は、まだ免疫もなく感染し易いのです。
この水いぼは触った指や爪に移り、ほかの肌に感染してしまうウイルスです。
プールの水を介しては感染しませんが、遊具や、タオルなどの共有は避けるようにした方がよいでしょう。
また、皮膚の状態が悪く、スキンバリア機能が低下している場合、
特にアトピー性皮膚炎や湿疹がある場合には、感染のリスクが高くなるため、注意が必要です。
●皮膚同士が触れ合ったりしないように注意する
●同じモノを共有をしない(タオルやバススポンジ等)
●人を介して感染することもあります。
大人の感染はなく、2歳ごろから7歳までのお子様に多く発症します。
小児科学会では、積極的な治療はしない方向ですが、皮膚科学会では、積極的な摘除をおすすめしています。
そのため、小児科を受診すると、取らなくて良いと言われ、皮膚科を受診すると、摘除してもらえます。
ただし、摘除は痛みを伴う処置であり、恐怖感があるため、大泣きになってしまうこともあります。
局所麻酔テープを貼ったり、麻酔軟膏を塗布したりすることで、痛みを軽減することが可能ですが、
貼り方によっては効果が減弱してしまいます。
また、顔にできてしまうと傷になる可能性が高いため、摘除は出来なくなります。
🔷当院での治療方針🔷
『痛くない!!』クリームを塗って完治を目指しましょう!!
「水いぼ=つぶす(摘除)もの」と思っていませんか?
当院では、ヨクイニン内服によって、まずは増やさないようにしながら、銀軟膏を塗布します。
この"銀軟膏"、熊本で治験をされていたころから、院長が注目していた軟膏で、
販売開始とともに徐々に採用医院が増えてきています。
当院でも、採用することに致しました。試してみたい方は一度ご相談くださいね(^^♪
水いぼクリームは販売もしております。
「水いぼクリーム」銀軟膏1本 15g ¥2,000円
外来・発達相談 | 2021.06.25