一歳半健診で「要観察」と言われたら

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一歳半健診で「要観察」と言われたら

「1歳半健診」

一体どんなことをするんだろう?とネットで調べた方も多いのでは?

各市町村によって、内容が多少違うものの、大体こんなことをやっています。

【発達状況のチェック】
精神発達の状況や言語障害の有無についてチェックします。

具体的には、「発語」や「指差し」など、以下のような方法で検査することが一般的です。

◆つみき
少量の積み木を与えられ、重ねられるかどうかチェックします。

これは、指先の発達を確認します。

◆指差し
動物や車などの絵が描かれた紙を見せ、

「くるまはどこかなー?」など、言われたものを見つけられるか、指差すことができるかなどをチェックします。

これは、言葉の意味や物事を理解しているかの確認します。

◆意味のある単語を言えるか
「ママ」「パパ」「マンマ」といった簡単な言葉が言えるかをチェックします。

 

もし、その場だけでなく、日頃も極端に出来ない項目があったなら、

もしかすると「要観察」と書かれるかもしれません。

もしくは、会場の雰囲気に驚いて、泣いて会場から逃げ出してしまった、

パニックになって、何もできなかった...など、

その時々の状況で、「要観察」になることも。

 

きっとお母さんは

「指さし 遅い」「しゃべらない」「一歳半健診 ひっかかった」「積み木 積めない」

など、ネットで調べたりするかもしれませんね。

 

では、その後どういったサポートが受けられるのでしょうか?

 

「発達相談」ということで、臨床心理士の先生が相談に乗ってくれることが一般的だと思います。

(※市町村によって対応は違うところがあります)

育児に関する悩みを和らげ、お母さんの悩みをしっかりと聞いてくださるでしょう。
しかし、なかなか「療育」のお話は出てこない?
 
「1歳半では、まだ判断できません。様子をみましょう」と言われる方が多いと思います。
「再検査」まで、数カ月以上先。
 
このままでいいのかな?
モヤモヤ...
 
お母さんの気持ちは
「それで、うちの子どもは発達障害なんだろうか。気にしすぎなんだろうか?」
「他の子が出来ていたことが、出来てないのに大丈夫なんだろうか?」
「しゃべれないのはうちの子だけなんじゃないだろうか?」
「発達障害だったらどうしよう」
色々考えて、インターネットで検索する時間が増えてしまったり...
 
 
1歳半健診でひっかかった。
その時、スポットが当たりがちなのは「お子さんの発達」ですが、
じゃあ「お母さんの気持ち」はどうでしょうか?
 
「要観察」と「指摘」はしてくれた。
でも、その後は???
 
言われたその日から、ネットサーフィン。
検索、検索の日々。
 
それじゃあ、お母さんの不安な気持ちは解消されることがありません。
「気にしなくていい」と言われて、「じゃあ、気にしません」と出来るでしょうか?
 
大切なわが子の事。大半のママが、心配になって当然です。
 
◆早期発見と早期療育の重要性
漠然と「様子を見ましょう」では、次のステップに進むことができません。
また障害があるかどうかという診断が気になって、精神的に病んでしまったり、
子どもの状態から視線をはずしたりしてしまっては逆効果です。
 
早期発見・早期療育は誰のために?
それは「子ども本人のため」です。
 
療育に通う目的は人それぞれです。
例えば、保育園やプレ幼稚園などの集団生活に向けた準備として、通うのもいいでしょう。
 
また、もし障害があったなら...
できるだけ早期に、適切な医療的リハビリテーション、指導訓練などの療育を行うことにより、
障害の軽減及び基本的な生活能力の向上を図ることができます。
例えば、1歳半からの療育を開始した子と、
3歳になってから、初めて療育を始めた子の、差は明らかです。
 
パッソクリニックでは、こうした「一歳半健診で「要観察」と言われた」親子のサポートや、
発達の遅れ、発育の遅れ、運動能力の遅れ、言葉の遅れ、など、
あらゆる不安を抱えた親子のサポートを行っています。
 
それがたとえ「何か障害がありますね」と断定されなくても。です!
断定されなかったから、じゃあ、このちょっとした「モヤモヤ」を、何も気にせずにいられるでしょうか?
 

「発達障害」と確定されたわけでは無い、

でも、普通よりちょっと「発達が偏っていると感じる」「発達が遅れていると感じる」子ども達がたくさんいるのも事実です。

 
 
もし、悩んでいるのであれば、ぜひ、一度相談にいらしてください。
 
ご予約はWEB予約の【発達相談・心理士相談】より承ります。
 
小さなお悩みでも、お気軽にご相談ください。
お待ちしております!

外来・発達相談 | 2021.01.24

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