マタニティブルーと産後うつの違い

06-6152-9120

豊中市少路1-2-7 リッツサントノーレ2階

クリニックブログ

助産師相談

マタニティブルーと産後うつの違い

出産後の女性が心身で不安定になる傾向があります。

代表例として「マタニティブルー」と「産後うつ」があります。

 

★マタニティブルー

妊娠中や出産後に漠然と不安な気持ちになったり落ち込んだりする現象です。

出産後に経験する女性が多いと言われていますが、大体は1~2週間程度で自然と治る場合が多いとされています。

 

★産後うつ

産後うつ病は産後2、3週間~3か月の間に発症しやすいとされています。

☑授乳がうまくいかず母親失格と感じてしまう

☑周囲のサポートが乏しく疲労がたまっている

☑慢性的な睡眠不足が連続した

などの状況が重なり症状が出現する場合もあります。

 

☑セルフチェックしてみよう✍

  • イライラすることが多く落ち着きがない
  • 涙が出やすくなった
  • ネガティブになりやすくなった
  • 寝ようと思っても眠れない
  • 不眠になる、眠り過ぎてしまう
  • 拒食、過食気味になった
  • 性欲がわかなくなった
  • 疲れることが多くなった
  • 集中力の低下
  • 決断することが困難な時がある
  • おしゃれに興味が無くなった
  • メイクする気にならない、美容院に行く気が起きない
  • 頭痛や吐き気など体調不調になった
  • 子どもをかわいいと感じられない時がある
  • 笑う機会が減った
  • 死や自殺について考えることがある など

この中に当てはまる項目が多ければ多いほど、産後うつの傾向が強い可能性があります。

2週間以上続く場合はぜひお近くの医師や心理士、助産師に相談してください。

 

☑どうして産後うつになるのかな?原因はあるの?

産後うつの原因は1つではなく、様々な要因が重なって起こると言われています。

 

①女性ホルモンの変化

妊娠時はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが増加していきます。

しかし、出産後はホルモンの分泌量を元に戻す動きに変わるため、エストロゲンやプロゲステロンは急激に減少していきます。

この変化に体がついていかず、自律神経が乱れて体にも大きな影響を与えてしまいます。

これらのホルモンが脳の神経伝達物質に影響を与え、産後うつ病になりやすくさせると考えられるのです。

 

②睡眠不足や育児による肉体的な疲労

出産後はすぐに育児が始まりまり、特に授乳に関しては数時間ごとにあげる必要があります。

生後3か月ぐらいまでは2~3時間周期ごとに授乳しなければなりません。

ママは細切れでしか睡眠時間と休息時間を確保できず、肉体的な疲労は更に精神的な不調を増幅させ、

やがて精神的にも疲弊していきやすく、産後うつになる原因の1つとなります。

 

③プレッシャーやストレスといった精神的な疲労

初めてママになる人であっても、2人目の子どものママになる人であっても、心境の変化や感じるストレスの存在は大きいです。

出産後は「母親」という目線で見られることになれず、プレッシャーを感じることもあるかもしれません。

母親として家族や親族の期待に応えなければならない、赤ちゃんを守らなければならないといった気持から必要以上にプレッシャーやストレスを感じやすいです。

周囲の些細なことにも敏感になってしまい精神的に疲弊することで産後うつになる可能性が高まります。

 

産後、「無理をしない」というのも、とても重要なんです。

もし少しでも「私、そうかな?」と思われたなら...

ぜひお気軽にパッソクリニックの「助産師個別相談」「産後ケア」をご利用ください!

いつでもお待ちしております☕

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

育児って、楽しいことばかりではなく、しんどいこともたくさんあります。

そんな時は、ぜひパッソクリニックに頼ってください!

お子様の「困った」に、医師と専門職が、真剣にサポート提案致します。

 

パッソクリニックの産前・産後サポートメニューの1つ、「助産師カフェ」では、

「みんなで話そう!助産師カフェ(グループ)」と「助産師個別相談」のご用意がございます。

  

解決できないと思っていた、子育ての悩みやママの悩み...

ただ、誰かと話すだけでも気分が落ち着くものです。

お話だけでも、お気軽にお越しください^^

助産師相談 | 2022.11.05

ブログトップへ戻る

pagetop