赤ちゃんの「あたまの形」|講習会in東京に参加してきました

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赤ちゃんの「あたまの形」|講習会in東京に参加してきました

赤ちゃんの頭の形、気になっていませんか?|講習会で学んだこととPASSOクリニックの取り組み

こんにちは。PASSOクリニック院長です。
先日、赤ちゃんの「頭の形」に関する講習会に参加してきました。日々の診療をさらに深めるための有意義な学びがありましたので、その内容と、当院の取り組みについて少し共有させていただきます。

1. ベーシックコース:ただの「向き癖」か「病気」かを見極める

最初の講習では、基本となる「頭蓋縫合早期癒合症」と、通常の向き癖などによる頭の変形との鑑別について学びました。

頭蓋縫合早期癒合症とは、赤ちゃんの頭の骨のつなぎ目が、本来よりも早くくっついてしまう病気です。見た目として頭の形がゆがんで見えることがあるため、向き癖による変形と区別が必要になります。

もちろん、視診や触診だけで完全に鑑別するのは簡単ではありません。ただ、今回の講習では、早期癒合している際に見られやすい特徴的なサインや、診断の基準となる重要な指標について、改めて深く学ぶことができました。

赤ちゃんの頭の変形が、単なる向き癖によるものなのか、それとも専門的な治療が必要な病気なのか。
その見極めには、やはり医師による診察がとても大切です。

今回の学びは、日々の外来での見極めの精度をさらに高めてくれる、大変ためになる内容でした。

2. アドバンスコース:適切な時期に評価と治療につなげる大切さ

続くアドバンスコースでは、クッションの貼り方や、ヘルメットの修正方法についてのレクチャーがありました。

そこで紹介された具体的なアプローチは、当院がこれまで5年間かけて取り組んできた方法と、ほぼ同じやり方でした。

自分たちが実践してきた治療方針が間違っていなかったと再確認でき、個人的にも非常に安心し、心強く思いました。

また、海外からの発表もありました。英語での報告でしたが、人種に関係なく、世界中のお母さんたちが同じように赤ちゃんの頭の形で悩んでおられること、そして適切なヘルメット治療によって改善が期待できることが、データからもよく分かりました。

「赤ちゃんの頭の形で悩んでいるのは、自分だけではない」
そう感じていただけるだけでも、少し気持ちが軽くなる保護者の方も多いのではないかと思います。

改めて、必要な時期に、適切な評価と治療につなげることの大切さを実感しました。

3. そのままにせず、なるべく早いご相談を

今回の講習を経て、ヘルメット治療の大切さを再認識した一方で、やはり強く感じたことがあります。

それは、もっと早い段階で親御さんに説明や適切な指導ができれば、頭の変形そのものを予防できる可能性があるのではないか、ということです。

生後2か月、あるいはそれ以前の早い段階からできる工夫はたくさんあります。

  • 向き癖の見方
  • 抱っこや授乳の姿勢
  • 日中の過ごし方
  • うつぶせ遊びの取り入れ方
  • ご家庭で気をつけるポイント

こうしたことを、赤ちゃんの月齢や発達に合わせて早めにお伝えできれば、保護者の方も安心して過ごしやすくなります。

「形が変わってきたかな?」と気になり始めてからでも、もちろんご相談いただけます。
ただ、できれば変形してしまう前の、なるべく早いタイミングで一度ご相談いただけると、できる選択肢が広がります。

PASSOクリニックの頭のかたち相談

PASSOクリニックでは、赤ちゃんの頭の形について、診察の中で頭の形や向き癖、発達の様子などを確認しながら、必要に応じて今後の対応をご提案しています。

すぐにヘルメット治療をすすめるのではなく、まずは現在の状態をきちんと確認し、ご家庭でできること、経過を見てもよいこと、専門的な治療を検討した方がよいことを分けてお伝えすることを大切にしています。

赤ちゃんの頭の形は、保護者の方にとってとても気になることだと思います。けれども、一人で悩み続ける必要はありません。

「これくらいで相談していいのかな?」という段階で大丈夫です。
早めに状態を確認し、必要なケアを一緒に考えていきましょう。


☕ つながりづくりも応援します

PASSOクリニックでは、おやこ教室・イベントなどを通して、同年代の赤ちゃんを育てる保護者の方同士のつながりづくりも応援しています。

発達・発育の専門職とも連携しながら、便秘・肌トラブル・寝かしつけ・授乳・ミルク切り替えなど、日々の小さなお悩みも気軽に相談できる場を大切にしています。

ご予約について

赤ちゃんの頭の形や向き癖が気になる方は、「あたまのかたち外来」よりご予約ください。

※頭の形の状態や月齢によって、経過観察・ご家庭での工夫・専門的な評価や治療のご提案など、対応は異なります。診察のうえで、お子さまに合った方法を一緒に考えていきます。

あたまのかたち | 2026.06.22

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